阪神大震災から29年を思う
乳児、幼児がいる場合の防災について
1月17日はひょうご安全の日。
阪神大震災が起こった日でもあります。
だからこそ今一度、防災について家族で話してみませんか?
阪神大震災について思う
阪神大震災っていつ?
1995年(平成7年)1月17日 午前5時46分に発生しました。
多くの人がまだ活動する前の時間帯だったこともあり、家屋内や自宅で被災した人が多かったようです。
どんな地震だった?
淡路島北部を震源とした地震で、マグニチュード7.3の直下型地震でした。
ドンっと突き上げられた感覚は今でも残っています。
当時は携帯電話やメールも普及していなかったので、安否の確認も大変で公衆電話に列ができていました。
体験当時のこと
まだ子どもだった私の記憶はおぼろげです。
電気、ガス、水道すべてのライフラインが止まってしまい、しばらくお風呂に入れなかった。
やっと水が出た日も本当に限られた時間のみで、お風呂の蛇口から茶色い水がチョロチョロと出ただけで愕然したのを記憶しています。
とにかく怖かった。
大きなヒビの入った自宅で、うちも潰れるの?と震えていました。
子どもがいる場合の防災
家具はとにかく倒れないように!
私の上に本棚が倒れてきました。
たまたまベッドの淵で止まって下敷きにはなりませんでしたが、たくさんの本が降ってきたことは忘れることができません。
高い家具はそもそも置かない方が安心かもしれません。
倒れないよう、壁や天井などに固定しておくことが大切です。
非常食は子どもも食べられるものを!
食べられるだけでもありがたいのですが、子どもたちにとってはとても不安な被災時。
食べられるものや美味しいと感じられるものって、すごく安心感があると思うんです。
わが家では、ドライカレーやチキンライスなども入ったタイプの非常食を準備しました。
赤ちゃんがいる場合の防災グッズ
赤ちゃんのためにできることって?
ご飯とか心配だよね。
赤ちゃんも食べられる非常食ハイハインがある!
赤ちゃんの定番おやつ、ハイハイン。
防災用のハイハインがあることをご存知ですか?
これなら食べ慣れていることもあって、赤ちゃんも口にしてくれるかもしれません。
缶ミルクを準備しよう!
粉ミルクだとお湯が必要だったり、哺乳瓶の消毒も気になるところです。
非常食と一緒に準備しておきたいのが、缶ミルク。
アタッチメントをつけるだけで赤ちゃんに飲ませてあげることができるので、備えておくと安心かもしれません。
むすび
阪神大震災の私自身の体験と、子どもがいる場合の防災についてまとめてみました。
私が一人暮らしをするときに父から「地震があったら心配だからこれだけは持って行け」と言われて持たされたのは、シンプルな笛一つでした。
生き埋めになったり下敷きになった場合に助けを求められるように…とのことで、ずっと枕元に置いていたんです。
いつか起こる、どこかで起こるその時に落ち着いて乗り越えるためにも、わが家も日頃から備えておこうと改めて思います。
食べ物などを備えるとともに、起きたその瞬間どうするのか、どうするべきか…そんなことも家族で話し合うことも大切ですね。
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